製品紹介
建物外壁、トンネル内壁、橋梁など
コンクリート欠損部への
断面修復工事に最適
国土交通省NETIS登録工法 | KK-150052A |
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実用新案登録済み | 登録: 第3177016 |
製品特長
特長1 | 従来の寸切りステンレスピンを結束した工法等に比べ、 アンカーと一体型の為、作業性・強度に大変優れています。 |
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特長2 | 機械固定式アンカー(心棒打込式アンカー)を使用しているので、アンカー打ち込みと同時に 次工程の作業が可能となる。 |
特長3 | 樹脂モルタル等の補修材と一体化し、強固な断面修復補修が出来る。 |
高い固定耐力
一社日本建築総合試験所にて十分な固定耐力を有すると評価されました。
強度試験の結果
試験方法 | 試験に先立ち、試験体表面(ポリマーセメントモルタル部)に、鋼製アタッチメント(縦 150mm、横 150mm)を、エポキシ樹脂系接着剤を用いて張り付けた。試験は、定速型万能試験機(ロードセル容量:100kN)を用い、載荷速度を1mm/minとして、鋼製アタッチメントを介してアンカーピンに一軸漸増引張荷重を加えて最大荷重を求めた。なお、試験は、ポリマーセメントモルタルの材齢23日に行った。 |
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試験体番号 | No.1 | No.2 | No.3 | 平均 |
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引張最大荷重 (kN) |
2.44 | 4.93 | 2.18 | 3.18 |
破壊状況*1 | AおよびB | AおよびC | A | - |
*1 破壊状況の記号を以下に示す。
A:コンクリート平板からのアンカーピンの抜け出し B:コンクリート平板の一部破壊 C:ポリマーセメントモルタルの破壊
標準的なグリッド
一般部分グリッド(330×330)
指定部分(*1)標準グリッド(250×250)
狭幅部(*2)
*1.指定部分とは、見上げ面、ひさしのはな部分、まぐさ隅角部分などをいいます。
*2.狭幅部とは、幅200mm以下で帯状に剥落している箇所のことをいいます。
(国土交通省「公共建築改修工事標準仕様書」より)
外形寸法
仕様
品番 | ねじ呼び径A | 全長B | ねじ長さC | ドリル径 | 幅E | 厚みF | 外径G |
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6ΦL60型 | M6 | 60mm | 20mm | 6.4mm | 5mm | 5mm | 40mm |
6ΦL80型 | M6 | 80mm | 20mm | 6.4mm | 5mm | 5mm | 40mm |
品質規格(6ΦL60型)
項目 | 概要 |
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材質 | ステンレス(SUS 304系) |
寸法 | [外径]Φ6mm×全長60mm(アンカー部) [外径]Φ40mm、厚み5mm(笠部) |
固定耐力(最大荷重) | 3.18KN(324kgf) [(一財)日本建築総合試験所 試験結果平均値] |
剪断最大荷重 | 6.30KN(643kgf) (サンコーテクノ(株) カタログ値) |
施工手順
穿孔
ハンマードリルを用いて、穿孔径Φ6.4mm、
穿孔深さ30mmの穴を開ける。
NKアンカーピンの挿入
孔内を清掃後、NKアンカーピンを孔に挿入し、
所定の埋め込み深さに達しているか確認する。
打込み
ハンマーを用いてNKアンカーピンの
心棒部分が収まりきるまで叩く。
断面修復材充填
被着体面にプライマー塗布後、樹脂モルタル等の
断面修復材を充填する。
NKアンカーピンの挿入作業
施工完了